今年も多くのメーカーから魅力的な新作が発売された中で、超個人的2025年新作はG-SHOCKnano。
CASIOの物作りに対する探究心、ある種のマニアックさ。もはや語る必要もないかもしれない、Gショックナノをご紹介します。
CASIOの物作りに対する探究心、ある種のマニアックさ。もはや語る必要もないかもしれない、Gショックナノをご紹介します。
2025年の新作の中でも、個人的に”ヤバかった”のはCASIO G-SHOCKnano(DWN-5600) です。
G-SHOCKらしいタフさを保ちながら、従来モデルの約10分の1というコンパクトさを実現したモデル。
サイズダウン=性能ダウンという予想を、あっさり裏切ってくる一本です。
今回のnanoで特に面白いのは、「小型化のための我慢」を一切感じさせないところです。
CASIOが長年培ってきた高密度実装技術を使い、電池や部品の配置をミリ単位で最適化。
さらに小型モジュールを採用することで、限られたスペースの中に“耐衝撃構造”をしっかり収めています。
公式の開発者インタビューでも触れられていますが、小さくすること自体が目的ではなく、「G-SHOCKとして認められる性能をどう確保するか」という視点で設計が進められたとのこと。
その姿勢に、CASIOらしい真面目さがにじみます。
実物をみてみると、まず、とにかく軽い。
それでいてチープさや頼りなさはなく、ケースにはG-SHOCK特有の安心感が残っています。
カレンダー・デュアルタイム、ストップウオッチ機能も5600シリーズ同様にサイドのボタンを押して使用することができる。本当にすごぎる。。
無意識の中で、小さくなるからボタンは装飾なんだろうなという思いを裏切られ、あ、ボタン押せるんだとワクワクさせてくる。
“アクセの軽快さ” と “道具としての信頼感” が同居しているのが、このモデルの魅力ではないでしょうか。
サイズは控えめなのに、ブランドが大切にしてきた“強さ”や“真面目さ”はしっかり感じられる。
そんなギャップが、個人的にはとても好きです。
現在は人気で完売している店舗が多いかと思いますが、定番モデルとして発売されていますので、供給が落ち着いたら私も購入したい一本です。